楽天経済圏大好きユーザーのマニアックな Zaim の使い方
家計簿サービス Zaim のスタッフの今泉です。
お金に関わる仕事をしている私は、自他共に認めるオトク好き。中でも楽天経済圏が大好きです!
今回はそんな私が実際に利用している、Zaim のマニアックな使い方をご紹介します。ポイ活好きな Zaim ユーザーにはぜひ試していただきたい裏技です。
こんな方におすすめ
楽天経済圏のサービスを使い倒している
楽天サービスの利用額を一箇所でまとめてチェックしたい
オトク具合(損益分岐点)の計算のため、毎月の楽天市場での利用額を知りたい
Zaim の使い方難易度を初級〜中級〜上級に分けてご紹介します。
記事の中でご紹介している Zaim のスクリーンショットは一部マスクしたりダミー画像です。
初級①:楽天サービスの利用履歴を一箇所にまとめる
現在 Zaim で連携できる楽天サービスは以下のとおりです。
楽天カード
楽天 Edy
楽天ポイント
楽天証券
楽天市場
楽天トラベル
楽天西友ネットスーパー
楽天銀行
銀行やカードを連携すると入出金や残高が Zaim で確認できます。まだ利用されたことがない方は、ぜひここから始めてみてください。
楽天以外のサービスの連携もたくさんありますよ。
二重計上はどうする?
複数サービスの連携で、支払いの履歴が重複する二重計上になるのが気になる方はこちらの記事も見てください。私は連携で先に入ってくる履歴を集計に含め、引き落としなど後から入ってくる履歴は集計に含めない設定にしています。
初級②:楽天ポイントの有効期限を逃さない
楽天経済圏で重要な楽天ポイント。Zaim と連携すると現在のポイント数を確認できます。もちろん楽天ポイント以外のポイントもまとめて見られます。
私にとって特に大事なのがポイントの有効期限の確認!
Zaim ですぐに確認できるようになってから、期限切れポイントを撲滅できました。
プレミアム限定:有効期限が近づくとお知らが届く
プレミアム機能のひとつに、有効期限が近づくと通知する「有効期限アラート」があります。自分で頻繁にポイントを確認しなくても分かるので安心ですよ。
初級③:ジュニアNISAも対応!楽天証券の資産額を確認する
最近楽天証券のジュニア NISA の連携にも対応したので、私は子どもの分と自分の証券口座をまとめてチェックしています。一度連携すれば値動きを確認でき、推移グラフや評価損益の金額を見て、増えているとニヤニヤしています。
プレミアム限定:資産管理コースで毎日の値動きが見られる
資産管理コースでは、資産の値動きをホーム画面に表示できる機能があります。楽天証券に限らず、連携しているすべての口座の資産をまとめて確認できますよ。
中級①:楽天市場の毎月の利用額を確認する
楽天市場で毎月いくらの買い物をしているのか、知りたい時ありませんか?プラチナカードへのアップグレードやポイントアップの損益分岐点の計算としても重要ですよね。
そんな時は残高の「楽天市場」の詳細画面にある利用額タブが便利です。
例えば私の場合、楽天モバイルの契約を続けるかどうか迷っていました。毎月の利用額を見ると、毎月 4 万円くらい買い物していることが分かりました。楽天モバイルの損益分岐点は楽天市場でのお買い物が毎月 36,000 円を越えれば良いので、このまま契約を続けようかなと思っています。
中級②:楽天ポイントの獲得実績を見る
楽天市場で月にいくら利用しているかを知ったあとは、毎月何ポイントゲットできているかも確認してみましょう。ポイントの実績は残高の「楽天スーパーポイント」の詳細画面で見られます。
翌月には何ポイント獲得できているのが分かります。この画面もニヤニヤできる画面のひとつです。
中級③:連携の履歴でマラソン買いまわりの合計金額を計算する
お買い物マラソンの買いまわりには上限ポイントがあるので、超えないように注意したいところ。一回のマラソンで 10 店舗まわるなら、還元の上限額約 7 万円を超えないようにするのが目安です。
Zaim に楽天市場を連携していれば、一日の合計金額が一番上に表示されます。
私は楽天市場で買いまわった後に、Zaim の楽天市場の連携を更新して合計金額を確認しています。
ただし、連携データをいつでも更新できるのはプレミアム機能なので、ぜひプレミアムにご登録してみてください。無料ユーザーの場合は連携履歴が更新されるまでにタイムラグがあります。
中級④:買ったものの写真も記録する
Zaim には一つの履歴に三枚まで画像を添付できます。買って良かったものや、高額な商品など、後で見返すことがありそうな記録には写真を添付するのがおすすめです。私は楽天市場で購入した物の写真をよく記録しています。
品目名だけだと何を買ったのか思い出すのに時間がかかる場合も、写真ならすぐに思い出せます!
上級①:年間の総支払額からポイント還元率を計算する
実際カードで支払った時期とポイントが入ってくる時期がずれますし、カード支払い以外でもポイントの付与があるので、正確ではないですがおおまかにこの計算式で年間のポイント還元率を計算できます。
年間獲得ポイント数 ÷ カードの支払い合計額 × 100 = ポイント還元率
Zaim で一年間に楽天カードでいくら使っているのかを見てみましょう。いくら楽天で経済を回しているのでしょうか。ちょっと見るのが怖いですね。
特定の期間の集計をするには、履歴の検索機能がおすすめです。期間を年間になるようにし、出金元を楽天カードにして検索します。
年間のポイント獲得数は楽天公式アプリの「楽天 PointClub」で見られます。楽天ポイントが大好きな方なら定番のアプリなのではないでしょうか。
2021年の分を計算してみたところ、私のポイント還元率は約 16%でした。この還元率を基準に他の経済圏への移行を検討してみるのも良いかもしれません。
上級②:ふるさと納税の合計額を把握する
楽天市場でふるさと納税をしている方も多いのではないでしょうか?
ふるさと納税の上限金額を年初に計算し、例えば 3 万円なら 3 万円が入った「お財布」を Zaim の口座として作る。その財布に使ったふるさと納税の明細を入れていけば、上限まで残りいくら使えるのかが見られます。
私は楽天市場でふるさと納税をした明細が入ってきたら、複製して出金元をふるさと納税の口座にしています。
また、いつどこの自治体に納税したかの記録も分かりやすいです。履歴のメモにワンストップ特例の手続きが終えたらメモ書きもしています。
上級③:ポイント利用で支払ったお金はどう記録する?
楽天ポイントを利用して支払った分の支出はどこに記録するか?家計簿をつける上で悩ましい点のひとつですよね。
楽天市場の支払いとして使ったり、街中のお店で使ったり、色々な利用方法があると思いますが、私はポイント利用は「ご褒美」として使うようにしています。例えばよく使うのは外食です。外食をした時は楽天ポイントで支払い、集計設定を「常に集計に含めない」としています。
そうすれば支払った履歴は記録できますが、食費や支出の合計額には含まれなくなります。
他にもポイントもお金と捉えて、入ったポイントと使ったポイントを計算する方法もありだと思います。もしくはポイントを使った時は記録しない、というざっくりした方法でも良いかもしれません。
上級④:タグを使って「#楽天お買い物マラソン」購入品や金額を管理する
Zaim の記録には自分で作ったオリジナルのタグを付けられます。私は「#楽天お買い物マラソン」というタグを作りました!
タグをつけて記録しておくと、「検索」や「見つける」で記録した履歴をすぐに見つけられます。また買い物した総額や購入回数もすぐに見られます。
私の 2023 年の回数は262回!ちょっと見たいような見たくないような気持ちになりますね。総額は自粛します。
タグや見つけるの作り方はこちらの記事を参考にしてください。
だいぶマニアックな内容になってしまいましたが、楽天経済圏ユーザーの方にひとつでも参考になる使い方があれば幸いです。
他にもこんな使い方してるよーってノウハウがあったらぜひコメントで教えてください!
こちらの記事では PayPay の管理方法をご紹介しています。
Zaim は絶賛メンバー募集中です
オトク大好きな私にとって、Zaim のサービスについて考えるのはすごく楽しいです。楽天経済圏に限らずオトクが大好きなメンバーがたくさんいます。興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお話しませんか?