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地方在住フルリモートでオンボーディングした IT 業界未経験のワーママの話

家計簿サービス Zaim でディレクションをしている yasumi です。

私は「地方在住でフルリモート」「IT 業界未経験」「未就学児のワーキングマザー」という一般的には困難な条件の中、入社しました。
今回は、入社 3 か月を経過した私の感想を語ろうと思います。

yasumi の略歴
・マスメディアで勤務
・結婚を機に転居し地方公務員に転職
・在職中、子どもを 2 人出産
・2023 年 4 月 株式会社くふう AI スタジオ(旧 株式会社 Zaim) に入社

なぜ Zaim にジョインしようと思ったのか?

時はコロナ禍。経済状況も不安定な中、なぜ公務員を辞めて転職するのか、いろんな人に聞かれました。
理由は大きく二つ。

  • 自分の自己実現のため、ワクワクできる仕事がしたかった

  • 子育てとの両立のため、リモート勤務したかった

世間的には、ワーママと言うと、子育てを重視して仕事をセーブするものだと思われているかもしれません。
私は、仕事も子育てもどちらも全力でしたくて、それを両立したいと思っていました。
そんなとき、Zaim を始め、地方在住でもフルリモートで働ける企業があることに気づきました。
「これは…妥協しなくても良いかもしれない…」
特に Zaim は、これまで私が Excel で関数を組みまくって頑張っていた家計管理の大変さをくつがえす優秀な家計簿アプリで、このサービスを成長させたいというワクワクが抑えられなくなりました。
そして、気づいたら、入社することになっていました(かなり省略)。

三つの壁

入社するにあたって、不安なこととして、 三つの壁がありました。
「フルリモート」「IT 業界未経験」「ワーママ」
結論から言えば、入社してしまえば、三つとも大丈夫かもと思えました。
ここからはその三つの壁について一つずつお話ししようと思います。

フルリモート

東京まで日帰りできないレベルの地方に住んでいる私は、入社日からフルリモートでした。
仕事で使うパソコンは事前に貸与を受けており、初日は事前に決まっていたスケジュール通りに、ビデオ会議ツールを使って、オリエンテーションがありました。
オリエン時間の合間は、入社したら読む文書というドキュメントが用意されており、それを読んでいました。
そして、ランチタイムには、ウェルカムランチが設定されており、社員 10 人以上がオンラインで繋がって、それぞれ好きなものを食べながら、自己紹介して交流しました。
そこから 1 週間ほど、各チームと交流する時間が設けられており、社員全員と話しました。
Zaim は多くの社員がリモート勤務をしていて、それを可能にするためのツールがたくさんあります。

  • Slack(チャットツール)

  • Asana(タスク管理ツール)

  • Kibela(ドキュメント管理ツール)

  • oVice(バーチャルオフィス) などなど

oVice(バーチャルオフィス)の様子

これらの環境が整っていることで、リモートでも出社とそこまでの差を感じることなく、働けています。
ただし、私は、これまで何一つとして使ったことがありませんでした(おまけに、パソコンで Mac を使ったのも初めて…)。
しかし、1 か月経たないうちにツールやパソコンの使い方には慣れました。
周りの人がものすごく親切に教えてくれたのです。
まず、毎朝 30 分、上長が 1 対 1 で私のお悩み相談を受けてくれました。
そして、Slack の雑談チャンネルにお悩みを投稿すると、すぐに誰かが教えてくれました。
「カレンダーで他の人の予定は見られる?」「Slack の通知が来ないのですが、通知って来るものですか?」
それくらい自分で調べられるんじゃ…という声が聞こえてきそうですが、その時の私は検索の前段階の知識がなく…
「出社の場合、隣の席の人に聞いているだろう話はリモートでも聞く」というのを自分でも意識しており聞いていましたが、みんなとても丁寧に教えてくれました。
ちなみに、入社日の最初のオリエンで、Google Meet に繋いだ時、相手の声が聞こえず、焦りました。
Mac の音量がミュートになっていたようで、なんで音が聞こえない!?!?
そんな状態から入社したのも今では笑い話です。

IT 業界未経験

私と IT の関係で言うと、公務員時代にホームページや Web プロモーションの担当をしたことはあります。
ただし、私自身が運用していたわけではなく、専門の事業者に委託していたので、私に高い専門知識やスキルがあるわけではありませんでした。
きっとごく一般的な IT 知識だったと思います。
こんな状態で、仕事ができているのは、弊社が所属するくふうカンパニーグループが「ユーザーファースト」という価値を大切にしているからです。
ユーザーの大半は、私と同じように特別な IT 知識を有しているわけではありません。
なので、ユーザーのような入社当初の私をすごく大切にしてくれました。
ある社員は、私が質問した業界用語を「当たり前のように使ってしまっているから、ユーザー相手にも同じように使ってしまわないように気をつけよう」とリストにしてくれました。IT 業界に慣れていないことを強みに変えることができるのだなあと思いました。
もちろん「IT のこと全然分からないままでもいいんだ」というわけではなく、スキルアップしていくためには、IT や アプリの技術的な側面も理解していく方が良いとは思いますが、常にユーザー目線を忘れないようにすることは大切だと思います。

ワーママ

ワーママはいろんな制約がありがちです。
私の場合は、平日はほとんどワンオペ状態にならざるを得なかったので、17 時までしか働けません。
そして、子どもの突然の体調不良× 2 人…
ただ、ここまで非常に安心しながら働けています。その理由をいくつかご紹介しますね。

  • フレックスタイム制度

いわゆる定時という考えではなく、業務開始・終了を柔軟に変えられる制度です。業務開始時間を天候によって変更したり(保育園への交通手段が変わる…)、子どもの習い事がある曜日は早めに業務終了したりと活用しています。

  • 入社時からの有給休暇付与

小さい子どもがいると、とにかく子どもの体調不良に悩まされますよね。そんな時に有給休暇を入社時から使えるというのは、かなりありがたいです。私自身はここまで有給休暇を取得せずに乗り切っていますが、いざとなったら有給休暇が使える!というのは精神的に救われます。

  • Slack の子育て雑談チャンネル

社内のパパママたちが子育てについて雑談できるチャンネルが Slack にあります。
共感のスタンプ一つで気持ちが楽になることもありますし、他のお子さんのかわいい写真を見て癒されることもあります。
リモート勤務は雑談の機会が少ないというイメージがあると思いますが、この Slackやバーチャルオフィスで雑談が生まれることも多いです。

仕事と育児を無理なく両立できているのは、上記で挙げた制度もありますが、何より、ワーママ・ワーパパがたくさんいて、社内全体に子育て社員に対する理解があることが大きいです。
…いや、と言うより、子育て社員に限らず、社員一人ひとりのライフスタイルや働き方への理解と尊重の意識が徹底されていると思います。
ワーママが受け入れられているというか、yasumi が受け入れられているという感覚があります。

一緒に働きませんか?

私は入社して、ユーザー向け記事の作成やプロモーションの企画などをしています。
最近は同じグループに新たな仲間が増え、私も日々刺激を受けていて、みんなでさらにパワーアップしようとしています。
いろいろな職種で仲間を大募集していますので、少しでも興味を持ってくださったら、ご連絡くださいね。




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